子育て・両立・女性就業アドバイザー
再就職で悩んだら、こちら
2008年05月08日
メイトム宗像に行ってきました
宗像市のメイトム宗像に行ってきました。
メイトム宗像の中の、宗像市男女共同参画推進センター「ゆい」に
6月にある講習会の打ち合わせのために出かけました。
6月11日(木)に、宗像市の講習会で
「履歴書の書き方」や「面接の注意事項」などについて
お話しさせていただきます。
お近くの方は、ぜひお越しください。
お問い合わせは「ゆい」0940-36-0250まで…
宗像市男女共同参画推進センター「ゆい」では
毎月第一水曜日に、出張就業相談が行われています。
予約制ですので、どうぞお気軽にお電話ください。
≫0940-36-0250
メイトム宗像の中の、宗像市男女共同参画推進センター「ゆい」に
6月にある講習会の打ち合わせのために出かけました。
6月11日(木)に、宗像市の講習会で
「履歴書の書き方」や「面接の注意事項」などについて
お話しさせていただきます。
お近くの方は、ぜひお越しください。
お問い合わせは「ゆい」0940-36-0250まで…
宗像市男女共同参画推進センター「ゆい」では
毎月第一水曜日に、出張就業相談が行われています。
予約制ですので、どうぞお気軽にお電話ください。
≫0940-36-0250
2008年04月30日
3歳までは手元に置くのが幸せか
お母さんが仕事を始める時
まずネックとなるのは、やはり「子どもをどうするか」です。
最近、表だって言われることは少なくなりましたが
世の中には、「3歳児神話」なるものがあって
3歳までは親の手元で育てないと子どもが可愛そう
とか
3歳までにきちんとしつけないと、子育てに失敗する
とか
そういう話が、未だにまことしやかに語られています。
末っ子が生後6ヶ月ごろから、在宅で仕事をはじめた私は
自宅といえども、横に子どもがいながら仕事をする大変さに
ストレスがたまっていきました。
そんな状況を打ち破りたくて、娘がもうすぐ3歳という頃
一日だけ、子どもを預けてSOHOのイベントに出かけた日のことです。
初めてよその家で、ボランティアに預けられて
娘はとうとう、2時間最初から最後まで大泣きだったそうで
私が迎えに行ったときには、泣き疲れて眠っていました。
その日預かってくださった方に
このままでは、私も娘も行き詰まってしまうので
延長保育のある幼稚園の3歳児保育に入れて
仕事を充実させるつもりだと話したら
「そこまでして働かなくちゃならないんですか?」
と言われてしまいました。
たぶん、泣き続けた娘の姿を不憫に思ってくださったのでしょう。
そう言われると
仕事をしたいというのは私のわがままなのかしら…
と、悲しい気持ちになって家に帰ったのでした。
それでも結局、その春4年保育の幼稚園に入園させると
同居していた義母、義父を始め
周りからは「かわいそうよ」と言われました。
私はにっこり笑って「そうですよね」としか言えませんでした。
でも、幼稚園に行きだして
娘は友達もできたし、外で思いっきり遊べるし
歌もお話も覚えてきます。
今まで家で、テレビの前に座り
同じビデオをエンドレスで見せられていた毎日と
どちらが幸せでしょう。
私も少しずつ仕事を増やし
いろんな人とのつながりもできはじめました。
いつまで子どもを手元に置くべきかどうかは
その家庭、その母親や子どもにとってどうするのが一番いいかということで
「3歳」をキーワードにするのは
いたずらにお母さんの罪悪感を煽るだけのような気がします。
子どもは意外とたくましくできていて
ちゃんと帰る場所さえ確保してあれば
保育園でも、幼稚園でも自分の世界をちゃんと作ることができる。
それが、4人育ててみて得た実感です。
それは、1人目でも4人目でも同じです。
子どもを手放す不安におののいているのは
子どもより、お母さんの方かもしれません。
我が子をもっと信じてみませんか。
そして、子どもに負けないように
自分の世界を作り上げましょう。
次回は、5月7日に更新します。
まずネックとなるのは、やはり「子どもをどうするか」です。
最近、表だって言われることは少なくなりましたが
世の中には、「3歳児神話」なるものがあって
3歳までは親の手元で育てないと子どもが可愛そう
とか
3歳までにきちんとしつけないと、子育てに失敗する
とか
そういう話が、未だにまことしやかに語られています。
末っ子が生後6ヶ月ごろから、在宅で仕事をはじめた私は
自宅といえども、横に子どもがいながら仕事をする大変さに
ストレスがたまっていきました。
そんな状況を打ち破りたくて、娘がもうすぐ3歳という頃
一日だけ、子どもを預けてSOHOのイベントに出かけた日のことです。
初めてよその家で、ボランティアに預けられて
娘はとうとう、2時間最初から最後まで大泣きだったそうで
私が迎えに行ったときには、泣き疲れて眠っていました。
その日預かってくださった方に
このままでは、私も娘も行き詰まってしまうので
延長保育のある幼稚園の3歳児保育に入れて
仕事を充実させるつもりだと話したら
「そこまでして働かなくちゃならないんですか?」
と言われてしまいました。
たぶん、泣き続けた娘の姿を不憫に思ってくださったのでしょう。
そう言われると
仕事をしたいというのは私のわがままなのかしら…
と、悲しい気持ちになって家に帰ったのでした。
それでも結局、その春4年保育の幼稚園に入園させると
同居していた義母、義父を始め
周りからは「かわいそうよ」と言われました。
私はにっこり笑って「そうですよね」としか言えませんでした。
でも、幼稚園に行きだして
娘は友達もできたし、外で思いっきり遊べるし
歌もお話も覚えてきます。
今まで家で、テレビの前に座り
同じビデオをエンドレスで見せられていた毎日と
どちらが幸せでしょう。
私も少しずつ仕事を増やし
いろんな人とのつながりもできはじめました。
いつまで子どもを手元に置くべきかどうかは
その家庭、その母親や子どもにとってどうするのが一番いいかということで
「3歳」をキーワードにするのは
いたずらにお母さんの罪悪感を煽るだけのような気がします。
子どもは意外とたくましくできていて
ちゃんと帰る場所さえ確保してあれば
保育園でも、幼稚園でも自分の世界をちゃんと作ることができる。
それが、4人育ててみて得た実感です。
それは、1人目でも4人目でも同じです。
子どもを手放す不安におののいているのは
子どもより、お母さんの方かもしれません。
我が子をもっと信じてみませんか。
そして、子どもに負けないように
自分の世界を作り上げましょう。
次回は、5月7日に更新します。
Posted by 桑原@お母さん大学 at
10:22
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2008年04月28日
大切なことはなんですか
私が仕事を辞めたことで
会社の人たちには迷惑をかけて
申し訳ないことをしてしまいました。
しかし、私自身が挫折感で落ち込んだかというと
そうではありませんでした。
なぜなら、この失敗を通して
自分がやりたい仕事に本気になろうと
腹をくくることが出来たからです。
営業事務の仕事は私にとってミスマッチだったと
すっぱり気持ちを切り替えました。
大事なのは自分自身がOKかどうかです。
お母さんが仕事を探し、決めるとき
自分にとって今一番大事なことは何か
まずは見極めたいものです。
とにかく収入を安定させることなのか
家族との時間を大切にしながら、お小遣いを手に入れたいのか
持っている資格や経験を活かして、やりがいのある仕事がしたいのか
起業を考えているお母さんも少なくないでしょう。
それを考える中で、自分がどんな仕事に就くのがいいか
イメージが固まってくるのだと思います。
当然、就きたい仕事と実際のギャップは起こり得るのですが
「自分が一番大事にしたいことは何か
では、何が自分に向いているのか」
を真剣に考えたかどうかは
どんな仕事に就いたとしても、その後の自分自身にとって
決して無駄にはならないでしょう。
3歳児神話について書くつもりでしたが
話が長くなってしまいました。
次回、4月30日に書こうと思います。
会社の人たちには迷惑をかけて
申し訳ないことをしてしまいました。
しかし、私自身が挫折感で落ち込んだかというと
そうではありませんでした。
なぜなら、この失敗を通して
自分がやりたい仕事に本気になろうと
腹をくくることが出来たからです。
営業事務の仕事は私にとってミスマッチだったと
すっぱり気持ちを切り替えました。
大事なのは自分自身がOKかどうかです。
お母さんが仕事を探し、決めるとき
自分にとって今一番大事なことは何か
まずは見極めたいものです。
とにかく収入を安定させることなのか
家族との時間を大切にしながら、お小遣いを手に入れたいのか
持っている資格や経験を活かして、やりがいのある仕事がしたいのか
起業を考えているお母さんも少なくないでしょう。
それを考える中で、自分がどんな仕事に就くのがいいか
イメージが固まってくるのだと思います。
当然、就きたい仕事と実際のギャップは起こり得るのですが
「自分が一番大事にしたいことは何か
では、何が自分に向いているのか」
を真剣に考えたかどうかは
どんな仕事に就いたとしても、その後の自分自身にとって
決して無駄にはならないでしょう。
3歳児神話について書くつもりでしたが
話が長くなってしまいました。
次回、4月30日に書こうと思います。
2008年04月25日
石橋を叩き壊すべからず
今回は、私の失敗談です。
時給の良さに惹かれて
ある事務の仕事に応募しました。
パソコン操作もそこそこできる。
一般事務だし、入力くらいなんとかなるだろう…
その頃はとにかく、安定した収入が欲しくて応募したのですが
首尾よく採用にこぎつけて
出勤してみて驚きました。
そこは、生き馬の目を抜く厳しい業界で
事務員といえども、詳しい商品知識が求められました。
簡単にだけど見積もりもするし
事務の煩雑さは、固くなった頭にはなかなか入っていかない!
そして何より、人間関係が非常にシビアでした。
結局、私は試用期間の3ヶ月が経った時点で
あえなく自主退職してしまいました。
前回書いた成功例と今回の失敗例があるように
同じ「事務職」でも、自分に向く場合とそうでない場合があります。
そして厄介なことに
それが自分に合った仕事かどうかは
やってみて初めて分かることも多いのです。
ただ一つ言える事は
何か行動を起こしたとき、例えその時はそれが失敗だったと思えても
全ては自分の経験になり、無駄なことなど一つもないということです。
私も、自分は馴染めなかったとはいえ
企業に勤める厳しさ
身体を壊しながらなお、早朝出勤と残業を繰り返す社員の姿を
目の当たりにする機会を得たことで
その後の自分のものの見方に、大きな影響を受けたと思います。
主婦にとって、再就職は人生の一大事。
事を起こすときは、もちろん熟慮が必要です。
とはいえ
もしこうなったらどうしよう
ああなったらどうしよう、と
考えすぎて、足がすくんでしまってはもったいない。
石橋も、叩きすぎると壊れます。
さて、次回4月28日更新予定は
「3歳児神話」についてです。
乞うご期待。
時給の良さに惹かれて
ある事務の仕事に応募しました。
パソコン操作もそこそこできる。
一般事務だし、入力くらいなんとかなるだろう…
その頃はとにかく、安定した収入が欲しくて応募したのですが
首尾よく採用にこぎつけて
出勤してみて驚きました。
そこは、生き馬の目を抜く厳しい業界で
事務員といえども、詳しい商品知識が求められました。
簡単にだけど見積もりもするし
事務の煩雑さは、固くなった頭にはなかなか入っていかない!
そして何より、人間関係が非常にシビアでした。
結局、私は試用期間の3ヶ月が経った時点で
あえなく自主退職してしまいました。
前回書いた成功例と今回の失敗例があるように
同じ「事務職」でも、自分に向く場合とそうでない場合があります。
そして厄介なことに
それが自分に合った仕事かどうかは
やってみて初めて分かることも多いのです。
ただ一つ言える事は
何か行動を起こしたとき、例えその時はそれが失敗だったと思えても
全ては自分の経験になり、無駄なことなど一つもないということです。
私も、自分は馴染めなかったとはいえ
企業に勤める厳しさ
身体を壊しながらなお、早朝出勤と残業を繰り返す社員の姿を
目の当たりにする機会を得たことで
その後の自分のものの見方に、大きな影響を受けたと思います。
主婦にとって、再就職は人生の一大事。
事を起こすときは、もちろん熟慮が必要です。
とはいえ
もしこうなったらどうしよう
ああなったらどうしよう、と
考えすぎて、足がすくんでしまってはもったいない。
石橋も、叩きすぎると壊れます。
さて、次回4月28日更新予定は
「3歳児神話」についてです。
乞うご期待。
2008年04月24日
最初の一歩は勇気がいります。
ずっと家にいて、子育てに専念してきたお母さんは
再就職を考えると
目の前に高い壁が立ちはだかります。
家族に朝食を食べさせて、洗濯物を干して、掃除機をかけて…
そんな家事も、自分のペースでというわけにはいかなくなります。
今までの生活を、ガラリと変えなければなりません。
ちゃんとできなかったらどうしよう。
家族は、理解してくれるかな?
仕事はちゃんとこなせるかな?
あぁ、どきどきどきどき…
でも、結論から言えば
ならぬは人の成さぬなりけり―― 早い話、どうにかなります。
私は、結婚して11年間専業主婦でした。
3人目の子が幼稚園の年長になったので
そろそろ社会に出ようと思っていたところ
たまたま家の近所で事務員の募集を見つけました。
運良く、とんとん拍子で就職が決まり
さあ、来週から出てきてください、と言われたとたん
何とも言えない不安に駆られました。
「本当に、仕事を始めてよかっちゃろーか?」
「なんか、間違えちゃおらんやろうか?」
そう考え始めると、だんだん怖くなってきて
本当に膝がガクガク震えるほどです。
それでも、初出勤の日はやってきます。
決まったものは逃げるわけにはいきません。
そのときは諸事情で、前任者の残務整理を私がやらねばならず
15年以上昔の書類の山と格闘するところから、仕事がはじまりました。
結局、事務所中の書類のファイリングから、机の配置、パソコンの導入、
その他諸々、自分の好きなように職場環境を整えるなかで
ほんの数ヶ月で、すっかり職場に馴染んでしまいました。
「なんとかなるもんだ」と
そのとき思ったものです。
さて、次回は
「どうにもならない時もある」
というお話です。乞うご期待。
再就職を考えると
目の前に高い壁が立ちはだかります。
家族に朝食を食べさせて、洗濯物を干して、掃除機をかけて…
そんな家事も、自分のペースでというわけにはいかなくなります。
今までの生活を、ガラリと変えなければなりません。
ちゃんとできなかったらどうしよう。
家族は、理解してくれるかな?
仕事はちゃんとこなせるかな?
あぁ、どきどきどきどき…
でも、結論から言えば
ならぬは人の成さぬなりけり―― 早い話、どうにかなります。
私は、結婚して11年間専業主婦でした。
3人目の子が幼稚園の年長になったので
そろそろ社会に出ようと思っていたところ
たまたま家の近所で事務員の募集を見つけました。
運良く、とんとん拍子で就職が決まり
さあ、来週から出てきてください、と言われたとたん
何とも言えない不安に駆られました。
「本当に、仕事を始めてよかっちゃろーか?」
「なんか、間違えちゃおらんやろうか?」
そう考え始めると、だんだん怖くなってきて
本当に膝がガクガク震えるほどです。
それでも、初出勤の日はやってきます。
決まったものは逃げるわけにはいきません。
そのときは諸事情で、前任者の残務整理を私がやらねばならず
15年以上昔の書類の山と格闘するところから、仕事がはじまりました。
結局、事務所中の書類のファイリングから、机の配置、パソコンの導入、
その他諸々、自分の好きなように職場環境を整えるなかで
ほんの数ヶ月で、すっかり職場に馴染んでしまいました。
「なんとかなるもんだ」と
そのとき思ったものです。
さて、次回は
「どうにもならない時もある」
というお話です。乞うご期待。